園長ブログ
【プロフィール】
自然とひとをつなぐ自然案内人として活動中
ネイチャーゲームトレーナーとして県内外の大学において保育者を目指す学生に保育内容(環境)の授業を受け持つ
静岡県環境審議員、浜松市環境審議員、浜松市環境教育ネットワーク副委員長
チャイルド本社刊「みんなともだち」 親子で楽しむ自然体験 コーナーを担当
共著「人と自然をつなぐ研究」「ネイチャーゲームで広がる環境教育」ほか
平成25年度 環境大臣賞受賞
成績をつける!
学生たちが提出した「指導案」を添削しています。今年は50名近くいるので、大変。2年生なので、現場体験も少ない割には、頑張って書いてくれています。力作あり、「??」ありで、面白いと言えば面白い。自分も○十年前の「刑法」の課題で、ロッキード事件について、どの法律を適用すべきかという課題が出て、最終的に人道的に許せんみたいなことを書き、先生から「ユニークですね」と一刀両断・・そうだよな「刑法」だもんなあと反省したことを思い出します。(苦笑)そんなことを思い出しながらコメントを書いています。(汗)
みずみずしい笑顔
今日の午前中は、島田の保育園さんのお泊り保育のお手伝いに行ってきました。あいにくの天気でしたので、公民館のホールと裏庭を使ってのネイチャーゲーム。子どもたちは、普段から自然をとても身近に感じている様子がよくわかりました。園長先生は「田舎の子ですから・・」とおっしゃっていましたが、先生方の指導の成果だと感じました。先生たちは、子どものことばによくうなずく、頑張っていることをよくほめる。なので子どもたちは、自分の感覚に自信をもっていてイキイキ!!どの子の笑顔も「みずみずしい」と感じました。・・帰ってきてメールを見ると、八王子の幼稚園さんの教員研修についての相談がトレーナー仲間から来ていました。HPを見ると、自然学校ができそうな棚田まで持ってる豪華幼稚園さん。ひえええ~。どんな活動が展開するのでしょう??
日曜日は、去年話題となった、あのシマシマ蚊の本拠地?へ
まる1日の講座。全国から50名近い受講生が集まってくれました。というのも第1部は文部科学省の専門官さん、2部は森の幼稚園の理事さん、そして3部は早出幼稚園 園長・・って、いいんだろうか・・若干、恐れ多い気もしつつ・・でもそこは、みなさん幼児教育の現場にいるネイチャーゲームの指導員さん。早出幼稚園オリジナル「ペーパー虫眼鏡」を楽しんでいただきました。無邪気におしゃべりをするみなさんを見て、ほっとしました。国主導の新制度のおかげで、「え、私らって、子ども預かる事業者だっけ?」「違います~育ててるんですっ!」と反発もあり幼児教育現場にいるネイチャーゲーム指導員でネットワークを作ろうと画策してます。なんて熱い思いもありまして・・参加されたみなさんもそんな方々ばかりで、中には浜松の某大学にいらした先生もいてびっくり!!今別の県立大に移られています。感動の再会でした。
月曜日は大変だったんです
月曜日は、そこそこ仕事をしたあと大学の授業の前に、川の下見へ行くことに・・そしたら、なんと先日の台風で川に土砂が!管理されているお宅へ伺うと留守。え~~~~そうこうしているうちに、授業時間が迫っているのでとりあえず大学へ。授業を終え、再び川へ。しかし、まさかのガス欠。ええ~~~~~。赤佐の町まで戻り、ガソリンを入れ再び川へ。別のフィールドを探し尋ねるも、もう終了。ええ~~~~~。で、今朝連絡を取った次第。快く受け入れてくれたのは、「石神の里」のおばちゃん。感謝、感謝です。
で今日は川遊び♪
年中さんの川遊び。後半には、すっかり河童と化した子も。川の流れを読んでしまい、す~い、す~い!!すばらしい。川は、まるでプライベートビーチのよう。ご機嫌な川遊びとなりました。子どもたちの口からは「面白かったねえ」ということばが自然にでていました。
過疎化・・って
私たちは、自然の美しさや面白さを求めて、山や海へ出かけます。そこで心地よい体験ができるのも、そこの土地の人たちが、ちゃんと手を入れてくれているから。人跡未踏の地へ自然を求めに行っているわけではないわけです。今回、いつものフィールドがダメで、受け入れてもらえたことに本当に感謝。過疎とか限界集落、里山の消失は、人と自然を遠ざけてしまうのだなとしみじみ感じました。
台風がやってくる
ようやく、どろんこWEEKを完成させ、大学の集中講座3日間を終え、一息と思ったら、台風かあ~。あ~気が遠くなる(苦笑)気が遠くなっている場合ではないのでした。例によって、またしても仕事が山積みに。今日は、もういい加減片付けよう、しかも台風進路と馬込川の水位計のチェックと・・と、仕事場と化している応接室のカーテンもしめてPCに向かっていると外から「エンチョー先生ええ」という年中児の声が。振り返ると、隙間からニコニコと年中さんたちの笑顔が・・悪い・・遊んでられんのだ!!
晴れた~!!
待ちに待った「晴れ」。今日は、どろんこ遊びに突入しました!!先生も子どもも、みなな泥まみれ。泥の感触を味わい、思いっきり遊ぶのが「どろんこ遊び」のねらいです。とは言え、泥に触ることが苦手な子もいることも事実。しかし、私たちは、この大地の上に生きているという基本的な自然感を持たなければ地球を愛することなどできません。土の匂い、感触がうれしい、懐かしいそんな感覚を育てていきたいと考えています。
自慢!!
「俺ら、5秒ね~」「あ~祐実先生15秒~!!」雲梯で、すっかりやり込められている祐実先生を発見。雲梯自慢の2人が、「俺ら、5秒で行けるに~」と自慢し、祐実先生にもチャレンジをすすめたのはいいけれど、先生がやるときは、カウントが早い早い。「祐実先生、15びょお~」(苦笑)
雨と雨の間
先週から、雨続きで、もううんざり気味の子どもたち。少しでも上がれば、園庭へ。中断したままになっている泥んこ遊びの泥や水たまりは、格好の遊び場。
今日は大雨
今日は、どろんこWEEKどころではなく大雨な1日でしたね。何度、天気図と雨雲映像を見たことか・・通園バスも大幅に遅れ申し訳ありませんでした。一部道路に灌水もあったようです。
こんな天気も「自然」。今朝は、雲の動きや雨の降る様子を、子どもたちに、じっくり見てもらいたくて、太陽シャイニー(祐実先生)に「空をみてごらん」の放送を入れてもらいました。年少さんは、空に向かって「太陽さ~ん」と叫んでいました。(笑)それにしても、シャイニーは、いつになったら再び幼稚園に来てくれるのでしょうか??青空と蝉の声がまちどうしいですね。
かんのんやまく~いずⅡ
今日は、「コゲラ」をはってみました。子どもたちが「これ?」っと持ってくる図鑑の鳥も茶色い羽根で白いフが入ったホオジロなどで、なるほど、よく見て、似ている鳥をさがしているなというところに感心。月曜日は何はろうかなあ~!復習もできるように、出題した生き物は、再び玄関の黒板にはってます。
*ちなみに、コゲラは、街中の神社や学校の樹木にもよくきます。もっとも小さいキツツキなので、小学校で講座をやらせてもらうときには、よく紹介します。子どもたちにとっては、キツツキという特徴的な鳥が近くにいることは、とてもインパクトのあることで、感動してもらえます。
どろんこWEEK 3日目
今日は、どうもすっきりしない天気・・子どもたちの体調にも考慮して、どろんこWEEKは中休み。生き物に変身することを楽しんでいる年中さんは、朝から「どろんこ、やってください」とか直談判にきましたが・・そうは言ってもね。その年中さんは、今日は「ノアの箱舟」というネイチャーゲームを遊戯室で楽しみました。お話しのように、子どもたちは、様々な生き物なって、ペアになる生き物を探し、箱舟に乗り込みます。嵐がやってきて、やがて新しい大地をみつけ、2匹づつ舟から降りてきます。遊戯室の中は、さまざまな生き物たちでいっぱいになりました。
かんのんやまく~いず
このところ、年長さんのへやに観音山にいる生き物の写真に「私はなんという生き物かな?」と書いて毎日1枚はっています。1日目はアナグマ、2日目はナナフシ・・ちょっとマニアックなものをはっています。(笑)朝は「わかったあ~かまきり~」ブッブ-「え~じゃ、バッタ」とかなりあてずっぽうだった女の子たち。1日中考えていたらしく、帰り際に帰りの支度をしたまま職員室にやってきました。図鑑で調べたようです。「えっと、えっと・・な・・な・・ふ・・し、あ、ななふしてんとう??](笑)さて、明日は何かな??
どろんこWEEK 2日目
あいにくの雨。今日は室内での展開となりました。各お部屋で、昨日のつづき。子どもたちは、さまざまな自然環境や生き物になりきって遊びました。年長さんは、人間と太陽のかかわりを表現しました。生き物になったり自然環境を演じてみることで、子どもたちは、生き物の特徴を友達と話し合って理解したり、よりよい自然環境について考えることができるようになります。自然を学ぶということは、生き物の名前を覚えることではありません。子どもたちの中に「自然感」を育むこと。今回は、「あ~太陽って、大事なんだあ」という気持ちが育まれれば二重丸!とはいえ、どろんこWEEKには、なにかとうるさいエンチョー!科学的におかしいところは、おかしいと言われるし、説明に走りすぎると、「それ、子ども理解できんら」と言われるし・・先生たちは、結構、苦労してます。(笑)
どろんこWEEK 1日目
今年度のイメージテーマは「太陽」。1日目の今日は、なんだか元気がない太陽さんを励ますために、太陽の光を浴びて豊かに育つ生き物や自然を見せてあげようという設定。年中さんをのぞくと、なりきりライオンとカマキリがっつ!!年長さんをのぞいたら・・・ボディペイントの餌食になりました。(汗)さて、明日はどんなドラマが展開するかな??
無条件の受容ということ
今年度から日本協会において「ネイチャーゲームモデル園制度」がスタートし座長として、全国のモデル園を見学させていただけることとなりました。保育園、幼稚園、こども園と施設の形態も異なるので、とても興味深く思っています。昨日は、初めての園訪問。町田にある保育園さんにお邪魔しました。入ってすぐに、ドングリトトロがお出迎え~!!保育を見せていただいたのは、3歳児さんです。外に出ると、子どもたちの感覚は全開。あれを見つけた、これを見て・・と大忙し!そのひとつひとつに丁寧に応える保育士のみなさん。するとこどもたちの言葉は、さらに増えていきます。自然のもつ力。ネイチャーゲーム理念の質の高さを改めて感じました。自然から感じた言葉は、その子の感覚そのものであり否定も批判もできません。応じる大人は、みんな「そうだね。面白いね」と共感をします。この無条件の受容が子どもたちの心を育みます。
PTA活動
今日は、PTAさん主催の親子レク教室があったので、ちょこっとのぞきにいきました。若い先生たちに交じって、ちゃっかり「パン食い競争」に参加しちゃいましたが・・。(汗)今年度は、講師を招かずすべて役員さんの手作り!それぞれに分業ができてスムースな進行にびっくり。子どもたちもたのしそうでした。ママたち、かっこよかったですよ~!!そしてお疲れさまでした。
調べ学習
付属中の子から電話。なんでも夏休みの調べ学習で「自然保護活動」について取り組んでいるそうで、話を聞きたいとのこと・・こういうオファーは大好きなので即承諾!夏休みに来るようです。明日は環境教育ネットワーク会議なので、さっそくみなさんにもお伝えしようと思ってます。
本ができる~
昨年度、北教大の先生の呼びかけで、シェアリングネイチャー協会が「ネイチャーゲーム大学」なるものを連続講座として行いました。ネイチャーゲーム(自然体験)の有用性をさまざまな分野の専門家が語るというもので、幼児教育部門としてよばれました。その講義録がこのたび冊子になります。協会の方が講義のテープ起こしをしてくださったのですが、ざっと40ページ。好き勝手にしゃべったものを、よくぞ・・と思い感謝感謝ですが・・20ページにまとめてくださいというので、ただいま奮闘中です。今年も夏に講座をさせてもらいます。(あの代々木公園です。今年も蚊取り線香のにおいが充満しているのだろうか・・)