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園長ブログ

園長 荒巻太枝子
【プロフィール】
自然とひとをつなぐ自然案内人として活動中
ネイチャーゲームトレーナーとして県内外の大学において保育者を目指す学生に保育内容(環境)の授業を受け持つ
静岡県環境審議員、浜松市環境審議員、浜松市環境教育ネットワーク副委員長
チャイルド本社刊「みんなともだち」 親子で楽しむ自然体験 コーナーを担当
共著「人と自然をつなぐ研究」「ネイチャーゲームで広がる環境教育」ほか

平成25年度 環境大臣賞受賞

年中児は面白い!

仲間意識も芽生え、集団で遊ぶことがふえてきた年中さん。先日は中庭で、かくれんぼ。どうやら鬼が「どんぐりころころ」を歌っている間に隠れるという画期的なかくれんぼを発明したらしい・・楽しそうな声に誘われ、鬼が2人に増え「どんぐりころころ」を熱唱。隠れる子達は、キャーキャー言いながら隠れる場所探しに夢中。さらにメンバーも増えできた。すごいなあ。これって幼稚園教育要領が目指しているところの主体的に考え工夫して遊ぶ子どもの姿だよなあ。なんてちょこっと感動していたのですが・・そこは年中児・・ん?いつまでたっても鬼は同じ子??そこで通行人になってみた。「何やってんの、楽しそうだね」と声をかけると20人くらいで遊んでいる。大盛況じゃないですか・・ところが・・「あのさ、○○ちゃん、鬼なのに見つけてくれないんだよ」「そうそう」どうやら、「どんぐりころころかくれんぼ」を発案した本人は、熱唱のあまり探すことを忘れてしまったらしい。(汗)「え、○○ちゃんは、ずっと鬼やりたいの?」と聞いてみた。もちろん首をふる・・でも、歌いたい・・そこが問題のようです。「そうかあ。じゃあ、みんなでかんがえてみよっか」と提案すると「じゃあ、オニごっこにしよう」「穴掘るのは?」問題解決までとはいかない年中児なのでした。(笑) がんばれ、年中さん!
2019/10/18

中学生のお兄さん、お姉さん

中学生のお兄さん、お姉さんが園に2日間来てくれました。子ども達と一緒に思いっきり走ったり、サッカーをしたり元気いっぱいに過ごしてくれました。屈託なく甘える子どもたちにやさしく応えてくれるお兄さん、お姉さんの姿に気持ちが和みました。
2019/10/10

シェアリングネイチャーマインドでつながる

幼児教育に特化したネイチャーゲームのリーダー養成講座をやりたいと北の仲間から声が上がったので、「ハイハイ、やりま~す」とご機嫌で手をあげたものの、いざ講座近づくと忙しいし、台風まできてるし・・ヨタヨタしながら富士山静岡空港へ・・「飛行機は久しぶりだわ~」で、すっかり旅人気分へモードが切り変わりました。(汗)幼稚園を会場に近くの雑木林で体験活動。ミズナラとカシワの素敵な林で、さらに気分上々!幼児教育にかかわる人たちの集まりであったので、講座も盛り上がり、楽しい2日間となりました。日本全国、シェアリングネイチャーマインドで繋がれるというのは、素敵なことです!
2019/10/10

年中さんが見つけたものは! 遠足編③

秋には、ちょっと早い・・林の中でみつけたのはマテバシイ。(一番早く落ちてくるどんぐりです)そのマテバを大量に見つけて大興奮の年中さん。どんぐりの他にも様々な発見を楽しみました。「ちょっと来て」というのでついて行くと「見て、ビーバーがいるよ。お家の跡がある!」おおお~!確かに。想像力満タンの年中さんならではの発想。「ほら、スケスケのっぱ。向こうが見える。きっと、ダンゴムシがきれいに食べたんだよ。」これも年中さんらしい発想。拍手!
2019/09/28

自然の見方 遠足編②

次々に見つかる自然の中のかたち。「見て見て三角だよ。ほら、葉っぱのギザギザが!」「四角の石、みつけたよ」「こうやると三角」「見て。ハードのかたち」なるほど、虫食いのあとがハート。子ども達の発見は尽きません。
2019/09/28

自然の見方 遠足編①

先日は、遠足で昆虫館へ行きました。昆虫館の前の雑木林には様々な樹木があり、前々から目をつけていましたが(笑)年少さんが「自然の中で様々な形を見つけてみよう」という活動をしたいというので、今回は館内の庭ではなく、こちらを使用。まずは〇(まる)から・・石や木の穴、木についたコケの模様、木のでっぱり、どんぐり・・どんぐりは全体のフォルムだけでなくお尻の部分が見事な〇であることも発見。木の枝・・?と思ったら上から見るそうです。さすが!だと思いません?こうした子どもたちの柔軟な発想は、たくさんの仲間で探すことで、次々に湧いてきます。また、それを受け止める大人も必要です。形を探しながら、どんぐりもバック一杯にしたり、枝をいっぱいに詰め込んだりそれぞれに自然の宝ものもゲット!それもOK。大人は「今は形探し!」など目的化しないことがコツです。
2019/09/28

気付く・集める、比べる・考える

昨日の雨で、またしても増水。馬込川の船着き場が浸水しているためカヌーは中止。今日は地上での活動となりました。草がきれいに手入れされていて、公園としては気持ちいい・・ところが・・自然の多様性は少ない。(汗)子どもたちにとって、楽しいはずの発見ができず、先生の近くに密集~。これでは自然からの気づきは難しい。というわけでフィールドを神社に変更!神社についたら、小さなどんぐり、セミの抜け殻、カブトムシやセミの死体(乾燥してます!)シジミチョウ、ヒョウモンチョウ・・さまざまな自然を見つけ出すと子どもたちの目も輝きだしました。「これは何の虫?」「アブラゼミの羽みつけた」「このカブト死んじゃったけど中身はアリが食べたのかな?」「これはカナブンの羽だと思うよ」「これって天狗のうちわ~」会話もぐんと増えました。園庭の緑化とかいって芝生を勧められることがありますが、芝生からもらえる感動って、やっぱり少ないんじゃない??自然の多様性に大人がどれだけ気付いて環境を提供するか・・そこ、大きいと思いますよ!
2019/09/24

るみっちの結婚式

ルミ先生が21日に式を挙げました。卒園した子たちもゾロゾロやってきて、式場にも入れてもらいました。「それでは、近いのキスを・・」という神父さんのことばが聞こえたら後ろの方で子ども達のどよめきが(爆)早出幼稚園も結婚、出産をしても園に勤めてくれたり、遠方へ行った先生は、お子さんを連れて寄ってくれたり・・子どもたちの目に結婚や出産が入る機会が増えてきました。「花嫁さんがきれい」「赤ちゃんがかわいい」ずっと昔に町内で見られた光景が、園を通して子どもたちの身近にあるというのはいいなと思います。「家庭をもつ」ということは、子ども達の憧れであるべきだと思います。

今回は、卒園生の女の子が同級生からもメッセージを集めてくれました。「るみっちには、秘密だからさあ、えんちょーっちも書いてよ!」と私も書かされました。(苦笑)

たくさんの人に祝福されて、幸せいっぱいのルミ先生でした。
2019/09/24

少し暑さが遠のきましたね

今日は、少し暑さが遠のき、過ごしやすかったですね。心なしか子ども達もハツラツとしていました。今日は、ツチガエルを見つけた年長さん。みつけたうれしさにヒートアップし、大きな声でカエルのうたをみんなで合唱したり、足をひっぱったり、つかんでむりやり水の中に入れたり・・中庭は大騒ぎでした。通りすがりに「あのさ、いじくりまわしてると死んじゃうって知ってた?」とさりげなく声をかけたら図鑑を持ちに行き食べ物を調べだした。そのうちに「名前つける?」「かえるぴょんちゃん」「泳げるからきっとオトコだね」「じゃあ、かえるくん」ごちゃごちゃと名前をつけているうちに、またまたテンションがあがりだしたので、再び通行人となり「あのさ、飼うってことは命に責任をもつってことなんだよね」とつぶやき職員室に戻る。しばらくしたら「えっと、カツオブシください!」と使命感に燃えた子が1名。中庭でひたすらあたりを見渡してる子が1名・・「何やってんの?」「あのさ、カエルってカを食べるよね。」そうか・・カを探してたんだ!最終的にはぐったりしてきたカエルくんが気の毒になったのか、ビオトープに返してました。(笑) おつかれさま、カエルくん。小さな生き物たちは、ほんとに子ども達に学ぶ機会を沢山くれます。時にいたずら心が勝ってしまうこともありますが、かかわることで子どもたちは、命を学んでいくのです。
2019/09/13

そしてあなどれない、子どもの観察眼

ちびっこカメラマンの作品にミノムシが!ミノムシなんていたかなあ?と思いつつ中庭のキンカンをしげしげと観ると、いましたっ。ミノムシ!!あなどれんわあ~。
2019/09/10

先生の思惑

年中の先生達が、自然が写せるちょっとかっこいいカメラづくりを子ども達に提案。自然カメラマンになったみんなは自然探索に夢中。すると中庭にアゲハの幼虫が。テンションあがるわ~観察ブックも持ち歩き「だからさ、樹液にくるのはカブトムシとお、くわがた、ハチもだよねえ」と会話に夢中。先生達の思惑にはまりましたね。(笑) グッドジョブ!
2019/09/10

台風が来ているけれど・・

台風が、どうやら東よりになった・・土曜日、日曜日。ネイチャーゲームのトレーナー仲間そのやん(川崎の某幼稚園の事務長さんです)に来ていただき、指導者研修会を行いました。

台風が来ているとは思えないいい天気!思いっきり森のフトンチッドと青空を満喫してきました!子どもたちと楽しめそうなアクティビティもたくさん体験。はやくやってみたい。それにしても、そのやん引き出し多いなあ。ちょっと嫉妬(笑)。
2019/09/10

年長参観会、お疲れ様でした

子ども達の「観音山発表会」で宿泊保育の様子は伝わりましたでしょうか?参観会の後に、今の教育の方向性について、お話をさせていただきました。<体験第一>を掲げる早出幼稚園の教育は、まさに今の教育の流れの本流にあると自負しています。そして、体験は喜びに満ち、教師も子どももともに分かち合うが基本的な考え方です。
2019/09/04

自然を遊び尽くす!!

8月23日~24日は観音山宿泊保育。大人も子どもも「一緒に自然を遊び尽くす!」がコンセプト。とはいえ、ここ最近の気象変動には悩まされっぱなし。今年も1日目が雨が降ったりやんだり・・登山は2日目にプログラムしましたが、1日目はできるだけ外に出て自然体験。雨が降ったら室内と柔軟にプログラムを変更。2日目は、山頂まで行けたので子ども達も大満足!途中、へこたれる場面もありましたが、励まし合って登ってきました。2学期がスタートした9月。子どもたちは、ちょっぴり生意気に!これも自信の表れですね。(笑)そうそう、今日は靴箱のところで、年中の女の子が2人で「観音山って楽しいらしいよ。」「へ~そうなんだあ」となんだかOLのお姉さんのような噂話をしていました。(爆)
2019/09/04

暑さのせい??

夏休みだ!10日~15日は絶対に仕事しないぞと誓ったものの2日はしたね!!とはいえ、3日もお休みをしていたら園舎内に熱がたまり、電話の主装置がでやられた・・昨日の夕方園に来たら電話が休暇中!!おいおい・・もちろんインターネットもつながらず・・NTTさんへHELP!!今日の日曜日は朝から修理。「熱もそうかもしれませんが、換気扇のあの埃・・まずいですねえ」修理を終えたNTTさんの頭も埃だらけで「す、すみません」とおずおずとティッシュを差し出しました。(汗) 何はともあれ、夏季保育が始まる前に直ってやれやれです。
2019/08/18

今日も川!!

今日は年少さんの川遊び。例年であるともっと早いのですが、今年は勤続10年の先生達が免許更新講座に5日間も出てしまうために日程をずらしました。終業式から18日もたってしまったので、幼稚園のことは、うっかり?すっかり?忘れていたようで、朝ワカナ先生が「グループで並びましょう」と声をかけたら「????」という子ども達。私も担当のグループを呼びましたが、誰も来ない・・(汗)川へ行くとなんだかみんなこわごわしていて、先生にくっつきまくっていました。そのうち水が大好きな子達がバチャバチャしたりライジャケで浮かんで見せてくれて、みんなの顔も笑顔に。お昼ごろには、カッパ太郎とカッパ姫がたくさん!水鉄砲の名手も現れ大分攻撃されました。(笑)
2019/08/07

日本の清流百選で、ぜいたくに遊ぶ!

ついに川遊びに行けました!水量もほどほどで、ご機嫌な川遊び。暑さを忘れて、大人も子どもも大はしゃぎの1日でした。

ライジャケで手を広げ、「TT兄弟~」と言って流れてくるのは・・まずは女の子!度胸ありますっ!ず~と昔に作った箱カヌーは今でも健在。子どもたちの絶好の川遊びアイテムです。

川の流れ、川を渡る涼風、セミの声、みんなの笑い声・・たくさんの夏の思い出を刻みながら大きくなあれ!
2019/08/06

夏休みの始まり~

夏休みが始まりました。

園の生活も預かり保育の子どもたちだけとなり少しゆったり。小学生のみんなは、まずは宿題から。「さすがだわ~」と声をかけたら「気が散る!」との声が!(笑) 長かった梅雨もあけてようやく夏空が見えてきましたので、ご機嫌な水遊び、泥んこ遊びも展開していました。年長さんの梅干しも無事日干しが終わり、ゆかりづくりが始まっています。
2019/07/27

年少さんの成長

入園して4ケ月。今では園の生活リズムも身に付き、きちんと席に座って、先生のお話を聞き、自分で理解をして活動を楽しむことができるようになりました。えらいぞ!個々に物を訪ねて教えてもらうのではなく、先生の言ったことをまずは自分の頭におさめ自分で理解するという過程が集団の学びの中にはあります。手取り足取り教えなくても、身に付いていく力を子ども達は持っているということを私たちは信じるべきです。  
2019/07/27

公開保育

夏休み直前の公開保育で他園の先生方に保育を見てもらいました。テーマは「ことばで伝える」なので、先生が、どんな言葉がけや受け止めで、子ども達の自由な発想をことばを使った表現やコミュニケーションに結び付けているかを見ていただきました。年中さんは、物語の中で想像を膨らめながら製作を、年長さんは観音山への目標を書いているクラスとグループで話し合って動物をつくる動物ゼスチャーを実施したクラス。どのクラスも子どもたちが自由に自分の思いや考えを伝えあっていることが印象的でした。ことばの活動は小学校への学びとの接続から、大人はどうしても硬く考えてしまいがちですが、大切な事は「ことば」は伝えあうためのものであるということ。それにはまずは受けとめることが大切です。幼稚園指導要領や小学校の学習指導要領が改正を受け、知識よりも自分の考えを伝えあうことや発想の豊かさが重視されることが最近の傾向ですが・・そもそものところで、「自分の感じた事、考えた事を受け止めてもらえた」という実感をもたないと相手の考えも尊重できずに自己主張がぶつかり合うことになります。教師の役割は、指導することよりも子どもたちの考え方、思いを心の底から「なるほど!」と受け止めることだと思います。
2019/07/27